東京タラレバ娘1話の感想・評価は?あのシーンはいらなかった

ドラマ「東京タラレバ娘」1話が放送されましたね。
私はHuluの見逃し配信で見たのですが、正直言って微妙なドラマだなーと感じました。

いろいろ感じたことがありますので、アラサーが感想をオラオラっとまとめて評価していこうと思います。



ドラマ「東京タラレバ娘」1話のあらすじ

タラレバばかり言って過ごしてきた仲良し三人娘の倫子・香・小雪はいつの間にか30歳。
「本気出したら…いい男がいれば…」と言い続けてきましたが結局全員彼氏なし。

脚本家の倫子は20代の頃に告白されたディレクター・早坂に「大事な話がある」と食事に誘われます。
告白してきた当時の早坂はヒョロくて頼りなくて、倫子は「NO」を出したのですが、当時よりずっと男前になった早坂に対し「いいかも…」と浮かれ気分。

倫子は香と小雪を呼び出し、いつもの居酒屋「呑んべえ」で女子会を開きます。
早坂に誘われたことを香と小雪に告げると「プロポくるんじゃね?」とノリノリでイケイケドンドンなテンション。
こうして倫子は早坂と食事することに。

おしゃれにも気合いを入れて食事に挑んだ倫子。
早坂は高級なお店でウェイターとのやりとりもこなれていて、頼れる男に成長していました。
倫子は内心テンションを上げつつ、早坂の告白に期待しました…
…が、早坂の「大事な話」とは倫子への告白ではなく、22歳のADマミちゃんへの告白の相談だったのです!

見事に粉砕された倫子は「あの時にOKしてたら」と嘆き、居酒屋「呑んべえ」で香と小雪には「もっとキレイになればもっといい男が…」とタラレバ話に花を咲かせます。
そこで、客として立ち寄っていた常連の金髪イケメン男に「女同士でタラレバつまみに酒飲んでろよ」「タラレバ女」と罵倒されます。


夜が明けるも金髪男に言われたことが気になる倫子たちは悔しくなり、男と飲める「相席フレンチ」に出向くことに。
倫子たちはマッチング相手を「30代、40代」とターゲットを広く指定します。
しかし、一向にマッチングせず…というのも、男性は20代の女性を希望していたのだ!
周りを見れば20代の女子たちが年上の男性と話している現実に「お呼びでない」ことに気がつきます。

その後、3人はベロベロで居酒屋「呑んべえ」に向かうとそこには金髪男の姿が。
倫子はベロベロでコケて倒れてしまいますが、金髪男は手をかすこともせず倫子を見下します。

「いい歳した大人は自分で立ち上がれ。もう女の子じゃないんだから、おたくら」

こうして、3人は自分たちの現状がヤバイと徐々に気がついていきます。

そして、酔いつぶれる倫子の目の前に現れた幻覚「タラ」と「レバ」は、早坂さんがマミちゃん振られるだろうと、倫子が早坂さんにアタックすることを勧めてきました。
倫子はこうして早坂さんにアタックすることに。

早坂さんを呼び出した倫子でしたが、早坂の告白は成功したようで、すでにマミちゃんと付き合っていました。
倫子はなすすべなし、返り討ちにあってしまったのです。


倫子・香・小雪はカフェに集まり、今までの自分たちを振り返り反省します。
「つまんない男と結婚したよね」と同級生を哀れんで、合コンとか婚活に一生懸命な娘たちを馬鹿にして…
そんな自分たちの状況を倫子はこう表現して話します。

いつも試合には参加しないで、みんなが頑張って戦ってるのをベンチの中から見物して、偉そうなことばっかり言ってただけ。その癖、チャンスがあればいつでも行けるって自信満々で…一番おいしい場面でホームランを打てるって信じてた。でも実際は、バッターボックスに立ったはいいけど…かすりもしないで空振り三振。


香と小雪は、「倫子はバッターボックスに立っただけ凄い」と言い思いつめます。

この後、思いつきなのか謎のテンションでバッティングセンターに行くことに。
なかなかボールを打てない3人でしたが、倫子のバットがたまたまボールに当たり喜ぶ三人。
これを影から見ていた金髪男は、バッティングセンターの出口にビールを置いていくのでした。


ちょっとやる気の出した倫子は大人の女性向け雑誌をコンビニで買って帰ります。
…が、その雑誌を開くとあの金髪イケメン男が見下すように微笑んでいました。
その名は「KEY」。

ドラマ「東京タラレバ娘」を評価する前に自己紹介

まずは、ドラマのレビューで大事なのは、「どんな人が見ているのか?」ってことです。
特に、東京タラレバ娘の感想となると原作を読んでいるのか読んでいないのかで真っ二つに意見が分かれます、確実に!

というわけで、簡単に自己紹介。

今回、東京タラレバ娘のレビューを書くのはアラサーの男性で、彼女ナシのブロガー。
原作は6巻まで読んでいて、早く7巻が読みたくてウズウズしている人。(もう発売されてるから買いに行かなきゃ!)

漫画の実写化に関しては基本的に批判的なんだけど、選ぶ作品次第で「見たいな!」って思っちゃうタイプです。
例えば、「サザエさん」とか「天才バカボン」のごり押しすぎる実写は苦手だけど、「闇金ウシジマくん」とか実写化のイメージがつきやすいものに関しては結構好きな作品が多いかな…
あと例外で福田雄一作品は好き。

とまぁ、こんな筆者が書いていくレビューです。

ドラマ「東京タラレバ娘」1話の感想

ではでは、感想をボリボリ綴っていきます。

倫子たちの年齢30歳なんだ…

まず、一番最初に驚いたのが原作と年齢設定が異なるという点です。
原作は倫子たちが33歳なのに対してドラマでは30歳。
原作のテーマを完全再現するのであればここは33歳のまま変えて欲しくなかったところです。

製作者側は年齢設定をわざわざ変えるのには意図があるはず。
疑えるのは以下の3つ。

  1. 原作が刺激的すぎるのでマイルドにしようとした
  2. 視聴者のターゲット層を増やした
  3. 選んだキャストの年齢に寄せた

原作が刺激的すぎるのでマイルドにしようとした

まず1番目についてですが、原作って三十路の女性に対してのメッセージ性がめちゃくちゃ強く、バッチリ世代の合った読者はビシバシとダメージを食らいながら読んでいるんです。
ドラクエで例えるなら、ダメージ床を歩きながら進んでいるイメージです。

33歳という年齢はあまりにもリアルすぎるため、30歳にずらして大多数の人が低ダメージで済むようにマイルドテイストにしたのかもしれません。

視聴者のターゲット層を増やした

ドラマといえば視聴者の数が命とも言えます。
33歳以上をターゲットにするより、30歳以上をターゲットにした方が視聴者層が多くなることは明確。
30歳と区切りも良いため、視聴率を上げるための施策として年齢設定を引き下げた可能性もあります。

選んだキャストの年齢に寄せた

キャスト選びと同時に年齢設定を変更した可能性も見受けられます。

倫子役の吉高由里子、香役の榮倉奈々、小雪役の大島優子は現在28歳
33歳という設定のままでは「何この若すぎる33歳…」ってなっちゃいますよね。

役者選びは、役者本人のスケジュールなども加味することになるでしょうから、その時点で33歳に適役が見つからなかった可能性も十分にあり得るでしょう。



この年齢設定変更には世間も「あれ?」と思うところがあるようです。


私個人としての意見は、年齢設定の変更はやはり「残念」と言わざるを得ません。

これは原作を読んだ人間にしかわからない意見だと思いますが、33歳という年齢設定は絶妙なんです。
ポケモンで言えば、30歳はまだ技のPPが2だけ残ってるんです。
けど、33歳は技のPPが0で、悪あがきするしかないってイメージなんですよ…


そして、演じるのは28歳の女性たち。
原作を知っている立場としては33歳に寄せて共感したいですから、この5歳差という幅は実に大きいです。
別に私は女性ではないので何とも言えませんが、30代の女性にとっては「煽り」に思える部分もあるのではないでしょうか。

まぁまぁ、そんなこんなで年齢についてはしっくりこないです。

3人娘の声高くね…?

原作読んでると、あんな高いキャピキャピ声は聞こえてこないよね(笑)
もっと暗くて低くて、悪魔が「グハハ」と笑うような黒い宴会だと思うんです。

声が高いおかげなのか、原作よりもフワフワっとした仕上がりになってる気がします。

大島優子の演技がいい感じ

大島優子って元アイドルの割に演技がすごくうまいですね。
正直言って小雪という役にはミスマッチでミスキャストだと感じるので、そこさえなければ良かったと思います。

小雪は原作だともっと身長が高くて姉御肌な存在なので、そこを今後どうカバーして表現できるかが楽しみですね。(そこが表現できなければ本当にキャラが合ってないだけで、お気の毒な役者さんだと心底感じます。)

こちらの記事は原作を読んでいない方の記事です。

あと、「キャストのイメージが原作と全然違う!」という意見が多いようですが、自分は原作を読んでいませんので、全くそんなふうには思っていません。当たり前ですが(笑)わからないながらも、大島優子が演じていたキャラはよかったんじゃないですかね。そう思います。はい。

「なんだそのサザエさんみたいな髪型は?」という、某漫画のオラオラ系主人公がブチ切れそうなセリフを投げかけたい。大島優子が本当微妙にすごくおばちゃん化していて、なんか雰囲気あるある。って思っちゃいました。ちょいブスポジション?すごく似合いますよね。大島優子。(怒られそうな文章)

東京タラレバ娘の「キャストがひどい」は本当だったのか?


やっぱり大島優子の演技は評価されている様子。
ですが、やっぱミスキャストです。

姉御肌を表現するにはやっぱり大島優子は合ってないと思うんですよね。
その中でも「おばちゃん感」まで表現できており、原作を見ていない人にとっては違和感なく演技できているところが評価される部分だと思います。

小雪は決してブスポジではなく、姉御ポジなので、それを表現するには向いていない役者だというところがミスキャストと言えるポイントです。


原作再現を狙うなら確かに身長も結構重要よね。

KEY役の坂口健太郎について

個人的に、1話で出てきたキャラクターで一番原作に合ってるなーと感じたのはKEY役を演じる坂口健太郎ですね。
この調子でどんどん倫子ちゃんをドS発言で虐めて欲しいところ。

女性にとってはどうなんだろうな?
まぁ、何にせよツイッターを見てみるとKEYの役者については賛否両論っぽい。


原作者の東村アキコ先生が韓国のユニットSHINeeのファンで、そのメンバーのKEYがそのまんまモデルになってるみたいですね。
まぁ、ドラマの感想とは関係ないですけど。

バッティングセンターのシーン

バッティングセンターに行くシーンは原作にはなかったシーンなんですが、つまらない脚本だなーと思ってしまいました。
強引ながらありきたりというか…

ドラマの終わり際に悪い雰囲気で終わらせたくなかったため、「希望はある」というイメージを表現したかったんだと思うけど…まさに倫子が書いたようなベタさが見えました。

今後毎回こんなシーンが入ってこないことを祈ります。


ただ、「吉高由里子サウスポーなんだ…」って地味な発見はありました(笑)

ドラマ「東京タラレバ娘」1話の評価

5段階評価するなら2点ですね。

脚本家、製作者が原作をどう読み解いたかが気になるところ。
政策する上で何かしら制限がかかって妥協した部分があるのか(制作費、時間など)、原作を解釈仕切れていないのか…それとも、解釈したことをうまく表現できていないのか。

一番攻めるべきところが年齢設定の変更です。
年齢設定が変わればコンセプトも変わるレベルの重要事項だと思うんですよ、そこだけは。
せっかく性格の尖った原作を使っているんですから、その鋭さを和らげるように表現するのは勿体無い…

実写化するには5年早かったドラマだと思います。(役者の年齢的に)
ミスキャストの中で頑張っている大島優子の姿が見れなければ1点だった…

とは言っても、まだ1話終わったところですからね。
今後に期待して見ていきましょう。