YouTube Musicなどサブスク音楽で迷ったら聴くべきおすすめアルバム11選

近年サブスクで音楽が聴けるようになったことで、昔のようにCDを借りたり買ったりすることなく幅広い音楽が聴けるようになりました。

そんな環境の中、日々音楽を開拓し続けている人も少なくないことでしょう。
筆者もその一人で、通勤時間はYouTube Musicでの音楽開拓の時間となっています。

「開拓すると言ってもサブスクで聴ける曲多すぎ・・・何を聴けばよいのやら・・・」と迷っていたら、当記事を読んでいってください。

私が日々開拓を続ける中で、「これは自信を持ってお勧めできるぞ!」というアルバムやアーティストを紹介していきます。

もちろん、ジャンルによって好みが分かれるのは当然ですが、どうせ聴き放題ですから気になったものを片っ端から聴いてみてください。


1.紹介するのはYouTube Musicで聴けるアルバムのみに絞っています。
2.「開拓」っていう割には知名度が高いアルバムじゃん!と感じる方もいらっしゃるかもしれませんがご容赦ください。

邦楽ロック・ポップス

一触即発(1974年)/四人囃子

1974年にリリースされた四人囃子の一触即発は日本のプログレでも初期の作品。
ですが、今の時代に聴いても新しさを感じるアルバムです。

曲の展開、アグレッシブな演奏、情緒的な歌詞、どれをとっても素晴らしい。
聴いてると脳汁(?)が溢れてきます。

プログレロックは普段ポップスしか聴かない人に対してはあまりオススメできるジャンルではありませんが、一触即発は日本語の歌詞ですしPink Floydなんかよりとっつきやすいかもしれません。

Traveler -Instrumentals(2020年)/Official髭男dism

Official髭男dismといえば、言わずと知れた日本で大人気のポップスバンドですね。

日本の音楽を好む人は、歌手の声やメロディーの心地よさに浸っている印象が強いと筆者は感じます。

しかし、この「Traveler -Instrumentals」はOfficial髭男dismの代表アルバム「Traveler」の歌なしバージョン。
サブスクリプション限定で配信されているようですね。

このようなアルバムを出すということは、髭男は「演奏の細かい部分も聴いてほしい」と思っているのでしょう。
正直筆者は髭男の声があまり好きではないものの、演奏が良いと感じていたので、待望のアルバムでした。

髭男はスティーヴィー・ワンダーやマイケル・ジャクソンなど、アメリカのポップスやR&Bが好きなんだろうなー・・・と感じることができるアルバムです。

平成(2018年)/折坂悠太

折坂悠太が2018年にリリースしたアルバム「平成」ですが、言葉では説明できないのでとりあえず聴いてほしい・・・笑

どんな幼少時代を過ごせばこんな音楽感性になるのでしょうか。。

日本人らしい楽曲が揃っているように感じますが、「今の日本人」が忘れてしまった何かを思い出させてくれるような気持ちになります。
うん、やはり言葉では表現しきれない良さがあります。間違いなく名盤。

AMACHAN(1994年)/馬渡松子

馬渡松子はアニメ「幽遊白書」のオープニング「微笑みの爆弾」を歌っている人といえばわかる方もいらっしゃることでしょう。
オープニングだけでなくエンディングも歌っていたのですが、馬渡松子のアルバムを聴いたことがある人は少ないのではないでしょうか。

「馬渡松子のアルバムで一番良いのはどれ?」と聞かれたなら筆者はAMACHANをオススメします。

歌唱力が高いのはもちろん、90年代のJ-POPの音を使って馬渡松子らしさを巧みに表現している点が素晴らしいです。
また、楽曲に合わせて歌詞を詰め込んだリーシャウンロンさんも天才ですね。(リーシャウロンは芸名で日本人の方です)

小室哲哉がバカ売れしていた裏でこんなセンスの溢れるアルバムが発表されていたなんて・・・
もっとみんなに知ってほしい一枚です。

sequential souls(2019年)/パエリアズ

PAELLAS(パエリアズ)は2019年に残念ながら解散してしまった新世代のシティ・ポップのバンドです。

同世代のシティ・ポップ・バンドといえばSuchmosやNulbarichなどが代表的かと思いますが、パエリアズは彼らに比べて「最も音数の少ないシティ・ポップ・バンド」です。

アルバム「sequential souls」は特に音ひとつひとつに無駄がない作品です。

飲み物に例えるなら、SuchmosやNulbarichは「サイダー」、パエリアズは「ミネラルウォーター」です。
音の無駄を省き、純粋かつ新鮮なサウンドを作り上げているイメージ。

解散してしまったのは残念ですが、彼らはとても良い作品を世に残していったと思います。

洋楽ロック

Brain salad surgery(1973年)/エマーソン・レイク・アンド・パーマー

プログレバンド「Emerson, Lake & Palmer(エマーソン・レイク・アンド・パーマー)」の代表アルバム。
プログレバンドなのにギターがおらず、キーボード、ベース、ドラムで構成されているのが面白いアーティストです。

「Karn Evel No.9」という楽曲が3つのパートに分かれており30分を超える構成となっています。
30分とはいっても、プログレらしく展開が目まぐるしいので飽きが来ず、「え?もう終わったの?」と感じてしまう一枚。

ゲームのラスボス戦の音楽が好きな人はハマってしまうのではないでしょうか。
クロノトリガーなどのボス戦を彷彿とさせる部分があったりします。

Stars/Time/Bubbles/Love(1970年)/フリー・デザイン

The Free Design(フリー・デザイン)は60年代後期から70年代中頃まで活躍したソフトロックのバンドです。

ソフトロックと聞いてピンとこない人もいるかと思いますが、細かい定義がありません。
「ハードロックほどゴリゴリしてない軽めのロック」というイメージですかね。

「Stars/Time/Bubbles/Love」は中でも音楽は凝っているのにサラッと聴きやすい印象なアルバム。
ベースとコーラスがとても心地よい。

ビートルズのマジカル・ミステリー・ツアーなんかが好きな人におすすめできそうな気がしています。

Cold Chisel(1978年)/コールド・チゼル

Cold Chisel(コールド・チゼル)はオーストラリアの大人気老舗ロックバンドで、日本での知名度がかなり低くどのアルバムも入手困難。
東京のCDショップでコールド・チゼルのアルバムを数年間探し続けましたが、一枚も見つけたことがありません。

ですが、サブスクに国境ナシ・・・YouTubeMusicならほとんどのアルバムが聴けてしまいます。
なぜ日本でこれほど知名度が低いのかは知りませんが、オーストラリアでは知らない人がいないほど良いバンドです。

さて、ご紹介するアルバムはバンド名と同名の1stアルバム「Cold Chisel」です。
彼らの知名度を一気に引き上げた「Khe Sanh」が名曲中の名曲。

他の楽曲もボーカルのジミー・バーンズの声とマッチしており、最高の仕上がりです。
ロック好きなら聴いとけ・・・聴いとけ!!!

洋楽ジャズ・フュージョン

First Circle(1984年)/パット・メセニー・グループ

恐るべき音楽知識を持ったギタリストであるパット・メセニーが率いるフュージョンバンド「Pat Metheny Group(パット・メセニー・グループ)」の名盤。
パット・メセニーはアニメ「ジョジョの奇妙な冒険 スターダストクルセイダース」エジプト編のエンディングテーマにLAST TRAIN HOMEが起用されたことで、日本でも少し知名度が上がったのではないでしょうか。

筆者はもともとパット・メセニーが大好きなのですが、一枚だけおすすめするならFirst Circleを推します。(300回くらいは聴いてるんじゃないだろうか・・・)

このアルバムで特筆すべきは3曲目の「The First Circle」でしょう。
11拍子の曲なのですが、初見では叩けるわけもないハンドクラップから曲が始まります。
「こんな複雑なの叩けるわけないやろ!」とツッコミたくなるのですが、メロディーは数回聴くと違和感なくすんなり口ずさめるという不思議な曲なのです。

何度聴いても新たな発見があり、曲が終わった後に「あ、パット・メセニーはやっぱ天才だな」と毎回思わされる一曲です。

ハンドクラップができると気持ちよくなれるので聴き込み推奨。

Quiet Village(1959年)/マーティン・デニー

マーティン・デニーはエキゾチカと呼ばれるジャンルのピアニスト。

細野晴臣に大きな影響を与え、イエロー・マジック・オーケストラがマーティン・デニーのFirecrackerをカバーしています。
QUIET-VILLAGEには、そのFirecrackerが収録されています。

また、Firecrackerによく似た楽曲で「Sake Rock」という曲も収録されているのですが、それを聞いてピンと来た人にもぜひおすすめしたいアルバムです。

アルバムの曲自体はピアノが走っていたりするのですが、それが逆に良い味を出しています。
細野晴臣、星野源への影響を感じ取りながら聴ける一枚です。

The Complete Solo Sessions(2017年)/ビル・エヴァンス

Bill Evansといえば最も有名なジャズピアニストと言っても過言ではないでしょう。
アルバムを紹介するのであれば「Waltz for Debby」や「Portrait in Jazz」をオススメするのが一般的かと思いますが、発掘という意味では「The Complete Solo Sessions」をお勧めします。

エヴァンスの死後に見つかったソロピアノの音源になります。

繊細でひとつひとつの音に感情がこもっているように聴こえるピアノのタッチを堪能できる一枚、隠れた名作だと思います。
ジャズ好きであればメドレーを純粋に楽しむことができると思いますし、ジャズが好きじゃなくても「聴きやすいアルバムだな」と思うこと間違いなし。

雑音が混じると聴きごたえが半減しますので、ドライブには向きません。
寝るときにこのアルバムを流しておくと幸せになれます。

収録は1963年で、アルバム「Solo Sessions 1」が1989年にリリース、「Solo Sessions 2」が1992年にリリース。
The Complete Solo Sessionsは2つのアルバムを合わせたもので、2017年よりサブスクにて配信されています。